アタナシウスの説を奉ずるキリスト教の正統派。ニケア教会会議で父なる神と子なるキリストとの同質を主張して,キリストを父なる神の被造物とするアリウス派を論駁(ろんばく),のち父と子に聖霊を加えての三位一体説を樹立した。アタナシウス派はアリウス派のほか,キリスト単性論派,ネストリウス派などとの対立を通じ,つねに優勢とは限らなかったが,381年のコンスタンティノープル教会会議,451年のカルケドン教会会議によって正統性が確認され,テオドシウス1世のとき(392年),この派の信条がローマ帝国の国教に等しいものと認められた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...