アッコ旧市街(読み)アッコきゅうしがい

世界遺産詳解の解説

アッコきゅうしがい【アッコ旧市街】

2001年に登録されたイスラエルの世界遺産(文化遺産)で、レバノン国境に近いイスラエル北西部に位置するイスラム要塞港湾都市。紀元前1700年頃のフェニキア時代に貿易で繁栄し、18~19世紀のオスマン・トルコ時代から、城壁に囲まれた都市内には狭い路地やモスク、公共浴場などが造られた。後にはビザンチン帝国、十字軍、イスラム教徒、オスマン帝国に支配され、十字軍の終焉の地となったことでも知られる。十字軍の遺構は地下に埋もれているが、ほぼ完全な形、良好な状態で保存され、中世十字軍都市の設計及び建築に関する貴重な史料となっている。これらが人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして世界遺産に登録された。アッコは、アッカ、アッコン、アクレなどとも表記され、旧約聖書ではアッコ、新約聖書ではプトレマイスの名で知られる。 ◇英名はOld City of Acre

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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