共同通信ニュース用語解説 「アメダス」の解説 アメダス 自動で気象データを集めるシステムを示す「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略。日本気象学会機関誌「天気」によると、当初は「AMDAS」と略そうとしたが、「雨出す」の方が面白いと「AMeDAS」となった。観測項目は「雨、気温、風、湿度」の4要素を測る場所もあれば、「雨」だけの地点もある。雪が多い所には積雪計も設置。更新日:2023年11月16日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アメダス」の意味・わかりやすい解説 アメダスAMeDAS; Automated Meteorological Data Acquisition System 日本の気象庁が 1974年11月1日に運用を開始した無人の気象観測システム。正式名称は地域気象観測システム。降水量を観測する観測所は約 1300ヵ所(約 17km間隔)あり,このうち約 840ヵ所(約 21km間隔)では降水量に加えて,風向,風速,気温,日照時間(→日照)を観測している。また,雪の多い地方の約 310ヵ所では,積雪の深さを観測している。各観測値は毎正時に,電話回線で自動的に東京のアメダスセンターに送られていたが,2008年3月からはアメダスデータ等統合処理システムの運用が開始され,最大瞬間風速の観測,気温の 10秒ごとの観測に変更となった。また,統計処理された観測データを 10分ごとに全国の気象官署に配信するとともに,民間気象業務支援センターを経由して部外機関にも提供している。(→気象観測) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by