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アモス書 アモスしょ Book of Amos

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世界大百科事典 第2版の解説

アモスしょ【アモス書 Book of Amos】

旧約聖書の預言書の一区分である〈小預言書〉の3番目に,アモスの名を冠して置かれた書物で,9章より成る。1~6章は,イスラエルおよび周辺諸民族に向けられた審判預言を集めており,7~9章はアモスの召命を内的に準備したであろう五つの幻と預言活動に関する回想を中心に編まれている。神が決意した審判とその悲惨を,想像力に媒介された簡潔で力強い表現を用いて,宿命論を排しつつ叙述する点に特色があり,預言書のなかでも異彩を放っている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アモス書
あもすしょ
The Book of Amos

預言者アモスのことばを集めたもので、『旧約聖書』の十二小預言書の一つ。預言文学のなかで最古のものである。アモスは繁栄の陰に広がる支配層の横暴と堕落を批判、神の審判を宣告し、神の正義に戻ることを求めた。本書は、神の審判を確信するに至った五つの幻(イナゴ、火、測り縄、果実籠(かご)、神殿の破壊)の記事(7~9章)と各地で語った審判のことばがおもな内容である。[木田献一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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