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アランダ族 アランダぞくAranda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アランダ族
アランダぞく
Aranda

アルンタ族 Aruntaともいう。オーストラリア先住民の一民族。大陸中央部に居住し,ブーメランと槍を使用してカンガルーエミューの狩猟のほか,食糧採集も行なっていた。社会組織上の特徴は,5つの下位集団が1つを除きおのおの8つのセクション (八分組織) に細分され,婚姻規制をしていたことである。宗教の面ではトーテム崇拝が注目され,また成年式の儀礼は盛大で,割礼火祭が行われていた。人口は白人との接触を通じて一時激減したが,1960年代より回復しつつある。

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世界大百科事典 第2版の解説

アランダぞく【アランダ族 Aranda】

オーストラリア,ノーザン・テリトリーの乾燥地帯(年間雨量50~100mm)に住むアボリジニーの一部族。アランタAranta(Arunta)とも呼ぶ。19世紀末から人類学者の報告を通して広く知られていた。五つの亜部族から成り,多少とも異なる慣習をそれぞれもっていた。採集狩猟生活を送り,その自然に関する知識と体験は今日も示唆に富んでいる。使用したのはブーメランと槍で,そのブーメランは投げた元の位置に戻らない種類のものである。

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