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アルコール温度計 アルコールおんどけいalcohol thermometer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルコール温度計
アルコールおんどけい
alcohol thermometer

家庭用寒暖計に最も普通に用いられる液体温度計で,感温液にエチルアルコールを用いたもの。アルコールは比重が小さいので感温球部を大きく,熱膨張率が大きいので毛管を太くできる。また表面張力が小さいので毛管内の液面の動きがなめらかで,赤く着色して読取りを容易にできるから,精度はよくないが家庭用寒暖計には適する。アルコールは,融点-114℃,沸点 78℃であるから低温用に適し,使用温度範囲は-80~70℃である。

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デジタル大辞泉の解説

アルコール‐おんどけい〔‐ヲンドケイ〕【アルコール温度計】

着色したアルコールの、温度による体積変化を利用した液体温度計

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百科事典マイペディアの解説

アルコール温度計【アルコールおんどけい】

アルコールの膨張を利用した温度計。表面張力や比重が小さい長所があるが,沸点が低くて高温が測れず,膨張率が大きいので誤差が大きくなるなどの欠点がある。測定範囲約−100〜78℃,ふつう着色して使う。
→関連項目温度計水銀温度計

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大辞林 第三版の解説

アルコールおんどけい【アルコール温度計】

エタノールの膨張を利用した温度計。赤く着色したエタノールを目盛り付きガラス管に封入したもの。

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世界大百科事典内のアルコール温度計の言及

【液体温度計】より

…容器をガラスで作ったものは,古く17世紀に試作されたのち,さまざまに改良,変形されてきたが,今日もガラス製温度計,またはガラス温度計の名のもとに広く利用されている。また,感温液としてアルコール類(実は,多くの場合石油),または水銀を用いたものが広く普及しているので,それぞれアルコール温度計,水銀温度計と呼ばれる。
[構造]
 ガラス製温度計の構造は,単一の肉厚の管で作られたもの(棒状)と毛細管と目盛板とを支持用の管の中に納めたもの(二重管)とに大別される(図1)ほか,簡便な板付温度計,工業計測用の保護枠入温度計などの個別的な呼名で分類されることもある。…

※「アルコール温度計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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