アレッポ城(読み)アレッポじょう(英語表記)Aleppo Castle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アレッポ城
アレッポじょう
Aleppo Castle

シリア北西部の大都市アレッポの中央にある,大丘陵上に築かれた都市核が,中世を通じて城砦に発展したもの。962年のビザンチンとの戦い,さらに 12世紀の大地震によりほぼ壊滅したが,その直後からヌールッディーンのもとで城砦建設が開始されて 13世紀まで続いた。スルタン,アズ・ザーヒル・ガージーは戦略方式が攻囲戦へと変化したのに対処するため,町の防衛施設の大部分を再建して主門などを建造。マムルーク朝最後のスルタンはオスマン帝国との交戦時に城の修復を行ない,後年の再建はカーンスー・アル・グーリーによる。

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デジタル大辞泉の解説

アレッポ‐じょう〔‐ジヤウ〕【アレッポ城】

Aleppo Citadel》シリア北西部の都市アレッポの旧市街にあるアラブ式城砦。紀元前10世紀に丘の地形を利用して築かれた神殿があったが、十字軍の侵攻を防ぐために増改築が繰り返され、要塞化された。モンゴル帝国チムール帝国の攻撃を退け、難攻不落の城砦として知られた。1986年、「古代都市アレッポ」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

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