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アンゲロプロス アンゲロプロス Angelopoulos, Theo

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アンゲロプロス
アンゲロプロス
Angelopoulos, Theo

[生]1935.4.27. アテネ
[没]2012.1.24. ピレエフス
ギリシア映画監督フルネーム Theodoros Angelopoulos。アテネ大学卒業後,パリの映画学校で学び,1970年にデビュー。1975年神話を下敷きにして独裁政権下のギリシアの悲劇を暗示した『旅芸人の記録』O thiasosを発表,世界的に知られた。

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デジタル大辞泉の解説

アンゲロプロス(Theo Angelopoulos)

[1935~2012]ギリシャの映画監督。パリで映画を学び、帰国後は映画批評家を経て監督デビュー。長回しを多用した独特の作風で知られる。「旅芸人の記録」で国際的な注目を浴び、「アレクサンダー大王」でベネチア国際映画祭金獅子賞、「永遠と一日」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。他の監督作に「霧の中の風景」「ユリシーズの瞳」など。

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百科事典マイペディアの解説

アンゲロプロス

ギリシアの映画監督。アテネ出身。アテネ大学法学部卒業。ソルボンヌ大学フランス国立映画高等学院に留学。帰国後は映画雑誌で批評活動の後,1968年,軍事政権下で短編映画《放送》を自主制作して監督としてデビュー。
→関連項目マストロヤンニ

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大辞林 第三版の解説

アンゲロプロス【Theo Angelopoulos】

1936~ ) ギリシャの映画監督。「旅芸人の記録」「アレクサンダー大王」など、長尺のワン-シーン=ワン-カットという特異な演出技法に秀で、一貫してギリシャの歴史・政治・人間にテーマを置く。ほかに「霧の中の風景」「ユリシーズの瞳」など。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アンゲロプロス
あんげろぷろす
Theo Angelopoulos
(1935―2012)

ギリシアの映画監督。アテネ生まれ。アテネ大学卒業後、フランスの高等映画学院に学んだが中退。帰国して日刊紙で映画欄を担当し、1968年に短編『放送』で監督としてデビュー。同年の『再現』を経て、圧制と抵抗、政変と陰謀の渦巻くギリシア現代史3部作『1936年の日々』(1972)、『旅芸人の記録』(1975)、『狩人(かりゅうど)』(1977)を発表。エピソードの時間的配列の大胆な処理、できごとを中断せずに追っていくロングテイクなどを駆使して独自のスタイルを築き上げた。『アレクサンダー大王』(1980)、『シテール島への船出』(1984)の後、『霧の中の風景』(1988)、『こうのとり、たちずさんで』(1991)、『ユリシーズの瞳(ひとみ)』(1995)では、ソビエト連邦崩壊を背景に激変するバルカン半島情勢を鋭く意識し、『永遠と一日』(1998)では一転して回顧的な色彩をにじませた。その後企画した作品の構想がしだいに膨らみ、『エレニの旅』(2004)が、その第1部として発表された。第2部『第三の翼』(2009)に続き、第3部『もう一つの海』にとりかかるが、アテネ郊外で撮影中にバイクにはねられ死亡した。不可思議なイメージを核に、政治的、精神的な要素が緊密に絡み合う寓意的な世界をつくりあげた。[出口丈人]

資料 監督作品一覧(日本公開作)

1936年の日々 Meres tou '36(1972)
旅芸人の記録 O Thiassos(1975)
狩人 Oi kynigoi(1977)
アレクサンダー大王 O Megalexandros(1980)
シテール島への船出 Taxidi sta Kythira(1984)
蜂の旅人 O melissokomos(1986)
霧の中の風景 Topio stin omichli(1988)
こうのとり、たちずさんで To meteoro vima tou pelargou(1991)
ユリシーズの瞳 To vlemma tou Odyssea(1995)
キング・オブ・フィルム 巨匠たちの60秒 Lumire et compagnie(1995)
永遠と一日 Mia aioniotita kai mia mera(1998)
エレニの旅 Trilogia: To livadi pou dakryzei(2004)
それぞれのシネマ~「3分間」 Chacun son cinema - Trois Minutes(2007)
第三の翼(仮題) Trilogia II: I skoni tou hronou(2008)
『W・ルグレ著、奥村賢訳『アンゲロプロス――沈黙のパルチザン』(1996・フィルムアート社)』

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