アンチウイルスソフト(読み)あんちういるすそふと(その他表記)anti-virus software

デジタル大辞泉 「アンチウイルスソフト」の意味・読み・例文・類語

アンチウイルス‐ソフト

antivirus softwareから》⇒ウイルス対策ソフト

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンチウイルスソフト」の意味・わかりやすい解説

アンチウイルスソフト
あんちういるすそふと
anti-virus software

コンピュータ内でウイルス検出除去駆除)を行うためのアプリケーション。ウイルス対策ソフト、ウイルスチェックソフトともよばれる。OSオペレーティングシステム)と同時に起動し、コンピュータの通信状況や動作常時監視してウイルスの外部からの侵入を防止し、検知やコンピュータからの除去(駆除)を行う。

 パターンファイル(ウイルスの特徴を格納したデータファイル)と合致するものが監視中のファイルに発見された場合に、当該ファイルを隔離や削除することが一般的な動作である。ソフトの提供者は、新種のウイルスの発生に対応してパターンファイルを頻繁に更新する。また、通常の機能に加え、外部ネットワークからの不正な侵入を防止するファイアーウォール機能や、ウイルス以外のマルウェア(コンピュータが不正動作を起こすように意図的に仕組まれたプログラム)を検出して駆除する機能が付属しているものもある。

 日々増加するウイルスに対して恒常的に対応を続ける必要があるため、1年ごとに使用料を払いアプリケーション自体を更新するタイプが多いが、更新料不要のものや、無料で使用できる機能限定のものも存在する。さらに、個々ユーザーパソコンに直接インストールする形式ほかに、企業向けとして、社内LANのサーバーにインストールして電子メールやネットワークをクライアントが使う前にスキャンするタイプのソフトウェア各社から提供されている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 「アンチウイルスソフト」の解説

アンチウイルスソフト

ウイルス対策ソフト。⇒ウイルス対策ソフト

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android