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イワノーフ Il’ya Ivanovich Ivanov

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世界大百科事典 第2版の解説

イワノーフ【Il’ya Ivanovich Ivanov】

1870‐1932
ソ連邦の生物学者で,人工授精の技術を畜産に応用した最初の人。ウマへ応用されたこの技術によって帝政ロシアのウマの改良増殖は順調に進み,その功によりソ連邦科学アカデミーの会員に推された。モスクワの中央家畜繁殖研究所の初代所長。彼の研究室には世界中から多数の学者が集まったが,日本の生理学者石川日出鶴丸(ひでつるまる)(1878‐1947)もその一人である。【正田 陽一】

イワノーフ【Lev Ivanovich Ivanov】

1834‐1901
ロシアの舞踊家,振付師。1852年ペテルブルグの帝室劇場学校舞踊科を卒業,マリインスキー劇場付となり,69年ペチパのもとで第1舞踊手,85年次席バレエマスターとなり,独立の作品を発表するにいたった。また音楽の天分と才能に恵まれ,彼にとって音楽はつねに舞踊の形象の源泉であった。振付した作品は十数編あるが《くるみ割り人形》(1892)第1幕の終りの雪の精の踊りは,少女の幻想に浮かぶ自然の詩趣あふれる名場面である。

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世界大百科事典内のイワノーフの言及

【人工授精】より

…その後19世紀末まで人工授精に関する見るべき成果はなかった。1907年になって,ロシアのI.I.イワノーフがウマについて基礎的および技術的研究を進め,人工授精が家畜改良の有効な手段であることを提唱し,40年ころまでにソ連では,ウマをはじめウシ,ヒツジの人工授精実施頭数が増加した。この研究が端緒になって各国で研究が開始され,とくにアメリカとデンマークではウシについて普及し,第2次大戦中も実施頭数が増加した。…

【白鳥の湖】より

…いずれも目だった評判は得なかった。95年ペテルブルグのマリインスキー劇場でM.ペチパL.I.イワノーフの振付で上演,大成功を収めた。この成功には,作曲者の弟モデスト・チャイコフスキーが台本の一部を作り直したことも助けになった。…

※「イワノーフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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