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インテルリングア Interlingua

翻訳|Interlingua

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インテルリングア
Interlingua

1903年にイタリアの数学者 G.ペアノが考案した人工国際語。別名「屈折なきラテン語」 Latino sine Flexione。ラテン語をもとにし,名詞・形容詞の格・性による曲用や,動詞の数・人称による活用を取除いている。 50年頃に言語学者 A.ゴードが改良・普及を試み,ある程度の成功は収めたものの,現在支持者は多くない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インテルリングア
いんてるりんぐあ
Interlingua

国際補助語の一つ。1924年設立のアメリカの民間研究団体IALA(International Auxiliary Language Association国際補助語協会)が、51年に発表した計画言語。言語学者で、当時IALA会長のゴードAlexander Godeの手になる。語彙(ごい)はラテン系諸語からとり、名詞の性はなく、動詞活用も規則的だが、語源主義の綴字(ていじ)法・語形成法は例外が多い。学術論文のレジュメ用に一部で実用に供された。[泉 幸男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のインテルリングアの言及

【国際語】より

…国際補助語という場合もある。人類が互いに通じない何千もの言語を用いていることの不便は明らかである。そしてフランス語や英語などのいわゆる自然語を準国際語として用いると,それを母語としない人々には不利になる。実際,これら自然語は長い歴史をもち複雑であって,それを母語としない人々には熟達しにくい。国際コミュニケーションのための人為的に考案された共通語=国際語の考えは,おもに近世以降種々に提出された。それはおよそ800ほどもあるとされる。…

【人工言語】より

…かつての国際語を学びやすい形に改良し復活させようとする動きは,フェーゲ・ド・ビルヌーブJoachim Faiguet de Villeneuve(1703‐80)による冠詞を持たない新ラテン語〈新言語Langue nouvelle〉など,フランス革命と連動して目だちはじめた。しかし最大の成果は数学者ペアノの創造になる〈インテルリングアInterlingua〉(1903)で,20世紀初頭にはエスペラントと並ぶ人工言語へと発展した。
[評価]
 人工言語案はニュートンやボイルなど科学者にも支持され,やがて学術用語や記号の統一という成果を見たが,他方では自国語の純化をめざす各国の文学者や言語学者の指弾を浴び,たとえばJ.スウィフトは《ガリバー旅行記》で人工言語案の愚かさをしんらつに風刺した。…

※「インテルリングア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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