デジタル大辞泉 「イージス艦」の意味・読み・例文・類語 イージス‐かん【イージス艦】 《Aegis destroyer》目標の捜索・探知から情報処理、攻撃までを自動処理する高性能対空ミサイルシステムを搭載した軍艦。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「イージス艦」の意味・読み・例文・類語 イージス‐かん【イージス艦】 〘 名詞 〙 ( [英語] Aegis destroyer から ) 目標の捜索・探知から情報処理、攻撃までを自動処理する高性能対空ミサイルシステムを搭載した軍艦。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
知恵蔵 「イージス艦」の解説 イージス艦 「こんごう型」は基準排水量7250t、満載時9485t、建造費約1200億円という大型で高価な護衛艦。射程120kmのSM2MR対空ミサイル74発を搭載、同時に12発以上のミサイルを別々の目標(攻撃機や対艦ミサイル)に誘導できる。従来の対空ミサイル艦が射程30km余のミサイルを最大で同時に2発しか誘導できなかったのに比べ、能力は大幅に向上し、弾道ミサイルの監視にも活躍、弾道ミサイルに対抗する海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載する計画で、「こんごう型」4隻に加え、満載排水量1万tの「あたご型」1隻が07年に就役、他に1隻を建造中。 (田岡俊次 軍事ジャーナリスト / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
百科事典マイペディア 「イージス艦」の意味・わかりやすい解説 イージス艦【イージスかん】 総合的兵器システム〈イージスAegis〉を搭載した護衛艦。200以上の目標を同時追跡でき,20程度の目標を同時に攻撃できるという近代的装備の大型艦(基準排水量7200トン)。海上自衛隊は米国からこのシステムを購入したが,艦体は国産で総費用約1500億円という高価さ。中期防衛力整備計画(2001年-2005年)で,海上自衛隊はイージス艦をすでに4隻就役させているが,この高価な艦で何を守るのかという疑問が出ている。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報