コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ウシケノリ

2件 の用語解説(ウシケノリの意味・用語解説を検索)

海藻海草標本図鑑の解説

ウシケノリ

からだは毛のように細長く,細胞が並ぶ多列糸状体である。ノリ(アマノリ属)に非常に近縁なグループであるが,ノリよりはやや高い場所,高潮線付近の岩, テトラポット,防波堤,杭などの上に密生する。干出すると基質にベッタリと貼り付き,やや光沢を帯びる。その様子が牛の背のようにみえる事が和名の由来で ある。冬〜初夏にかけては普通に見られるが,夏には消失する。手触りはやわらかい毛のようである。

出典|千葉大学海洋バイオシステム研究センター銚子実験場「海藻海草標本図鑑」
海藻海草標本図鑑について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウシケノリ
うしけのり / 牛毛海苔
[学]Bangia fusco-purpurea Lyngbye

紅藻植物、ウシケノリ科の海藻。紅紫色の細毛状体で、密集して群生する。体長5センチメートル以下。星状形の色素体をもつ体細胞が一列に並ぶのが原型で、生殖胞子ができると、多列のこぶ状になる。内湾、外海の海岸で、満潮線付近の高所に、冬から初夏にかけて繁茂する一年生藻。地方によっては、ふりかけ粉のようにして食し、浅草海苔に似た風味がある。[新崎盛敏]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone