エイト

デジタル大辞泉 「エイト」の意味・読み・例文・類語

エイト(eight)

数の8。八つ
舵手だしゅを除いて八人でこぐレース用ボート。また、その競技オールは一人1本、左右4本ずつでこぎ進める。
ラグビーで、スクラムを八人で組むこと。また、その方式
フィギュアスケートで、8の字を描いて滑ること。サークルエイト。

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精選版 日本国語大辞典 「エイト」の意味・読み・例文・類語

エイト

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] eight )
  2. 八。
  3. ボート競技種目の一つ。およびそれに用いるボートとこぎ手。それぞれ一本のオールを持つこぎ手八人とコックス舵手)一人からなる各チームが一定の距離を競漕し、所要時間で勝敗を決める。一九〇〇年よりオリンピック種目。〔ウルトラモダン辞典(1931)〕
  4. ラグビーで、スクラムを八人で組むこと、およびその方式。
  5. フィギュアスケート競技で、氷面を8字形にすべること。

えい‐と

  1. 〘 副詞 〙 多く。たくさん。ずっと。えっと。
    1. [初出の実例]「此等はえいとの事をちゃっちゃっと取てかいたぞ」(出典:史記抄(1477)四)
    2. 「此からえいと北の山に真の虎があらうぞ」(出典:玉塵抄(1563)二六)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エイト」の意味・わかりやすい解説

エイト
eight; eight-oar shell

8人で漕ぐボート,またそれを用いたレース。「ボートの華」とされ,オックスフォード・ケンブリッジ対校ボートレース早稲田大学慶應義塾大学の対校戦 (早慶レガッタ) など伝統的な主要レースはほぼすべてエイトで行なわれている。ラダー操作やペース設定を担うコックス (舵手) が必ず1人最後尾に座り,その指示に合わせて8人が左右交互に配されたオールを漕ぎながら進む。各種ボートの中で最もスピードが出る。オリンピック競技大会のコースは 1992年バルセロナ大会から,他の種目も含め男女ともすべて 2000mとなった。

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世界大百科事典(旧版)内のエイトの言及

【ボート】より

…日本語としては西洋型の小舟を意味する。そして公園の貸しボートや競技用のエイト,フォア,スカルなどオールでこぐスポーツないし娯楽用のものを指すことが多い。エイトとフォアはそれぞれ8人と4人が1本ずつオールをこぐが,スカルは1人で両玄2本のオールをこぐ。…

※「エイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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