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エウブロス エウブロスEuboulos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エウブロス
Euboulos

[生]前405頃
[没]前330頃
古代ギリシア,アテネの政治家,演説家。前 355年頃から財政を担当し,国費の歳出を巧みに監督,増税なしに国家歳入の増加を可能にした。彼の指導下に艦隊の効率が改善され,ドックや堡塁が修復された。平和政策をとり,デモステネスの反対を押切って,マケドニアフィリッポス2世と交渉し,前 346年フィロクラテスの和を結ばせた。

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世界大百科事典 第2版の解説

エウブロス【Euboulos】

前405ころ‐前335ころ
アテナイの政治家で,とくに財政専門家として知られる。前350年代後半,行政剰余金からなる祭祀金(テオリカ)を主管する〈祭祀財務委員会〉を通して国家財政の全体を掌握し,重要でない軍事行動への支出を抑え,一方では一連の経済振興策を導入して歳入増加を図り,同盟市戦争(前357‐前355)などで破綻にした国家財政を再建した。彼の経済政策については,クセノフォンの《歳入論》の提言との関連が考えられる。外交政策では戦争を避け,平和主義をとった。

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