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エリデス

百科事典マイペディアの解説

エリデス

熱帯アジアに分布するラン科の一属で,約20種がある。一般に中・高温の温室内で光線を十分に当て灌(かん)水する。春〜初夏,花茎を2〜5本下垂し,1茎には数花から十数花つける。芳香のある花は淡紅色,白色で,唇(しん)弁に特徴のある形をしたものが多い。日本産のナゴランはかつてこの属に含められていたが,現在は別属とされている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

エリデス【Aerides】

花を観賞するために栽植されるラン科エリデス属の着生植物。エリデス属は熱帯アジアを中心に約60種が分布する。多くは直立する高さ15~30cmの茎をもち,多肉質の広線形,ときには円柱状の茎を2列に互生し,節より気根を生ずる。花序は葉腋(ようえき)から出て,横もしくは垂下し,総状に多いものでは20輪以上の花をつける。花色は紅,ピンク,白で,先端に濃色の斑点の入るものもある。多くは芳香がある。濃緑色の葉と総状に多数つく花が美しく,多くの種が温室で栽培されるが,それらのうちでもっとも有名なものは,エリデス・オドラトゥムA.odoratum Lour.で,名のように芳香があり,インドシナ半島原産である。

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