エンジン油(読み)エンジンゆ(英語表記)engine oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エンジン油
エンジンゆ
engine oil

モータ油ともいう。自動車ガソリンエンジン用の潤滑油で,ピストンのシリンダ潤滑,クランクピン潤滑などに使われる。寒冷時の始動を容易にすると同時に,運転中の高温下でも適当な粘度を有することが要求される。また,燃料を節約し,エンジンの寿命を延ばすために酸化安定度が良好であることが望まれる。 SAE番号により粘度別に分類されるほか,使用条件の過酷度に応じて ML級 (モータライト) ,MM級 (モータモデレート) ,MS級 (モータシビア) に分類される。

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世界大百科事典 第2版の解説

エンジンゆ【エンジン油 engine oil】

クランクケース油crankcase oilともいう。内燃機関の各部を潤滑するために使われる潤滑油。原油を蒸留して得られる常圧残油をさらに減圧蒸留して適切な粘度範囲の留分を得たのち,水素化精製などの方法で処理し,それに清浄分散剤,酸化防止剤などを添加して製造される。粘度や用途,性能により多くの分類がある。SAE(アメリカ自動車技術者協会)は粘度により分類し,SAE5W,10W,20W,20,30,40,50などの等級を定めている。

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