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エンナ Enna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エンナ
Enna

イタリア南西部,シチリア島にある町。シチリア州エンナ県の県都。パレルモの南東約 100km,標高 930mの高原に位置し,島のほぼ中央にある。古代のエンナはギリシアの影響を強く受け,ヘレニズム文化の中心であった。のちにシラクーザディオニュシオス1世の手に落ち,カルタゴを経て,ローマに属する。 859年から 1087年までサラセンに占領された。主要な建物は八角形フリードリヒ2世の塔,大聖堂 (1307) ,城など。人口2万 8296 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

エンナ(Enna)

イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の都市。同島中央部、標高1000メートル近い丘の上に位置する。古代ギリシャの植民都市ヘンナに起源する。13世紀に神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世(シチリア王フェデリコ1世)が建造したロンバルディア城、14世紀にシチリア王フェデリコ2世の妃エレオノーラが建てた大聖堂(16世紀に再建)などがある。復活祭聖週間にスペイン支配時代から続く盛大な宗教行事が行われることで知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エンナ
えんな
Enna

イタリア南部、シチリア自治州エンナ県の県都。人口2万9702(2001国勢調査速報値)。「シチリアのへそ」といわれるこの町は、シチリア島の中央部、標高931メートルの丘上に位置する。紀元前7~前6世紀に、ギリシア人植民地ヘンナHennaとして発足。1927年に、カストロジョバンニCastrogiovanniを改めて現在の名になる。かつて硫黄(いおう)の生産、農産物の取引が盛んに行われていたが、生産年齢層の流出が著しく、経済活動は停滞している。[堺 憲一]

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