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エンバーミング えんばーみんぐembalming

知恵蔵の解説

エンバーミング

美しい死に顔を保つため、死体を修復し化粧すること。専門技術者のエンバーマーが全身を殺菌消毒し、血液を抜いて防腐剤を注入、傷を縫合し、大きな欠損部は補う。普及率は米国では9割、英国や北欧では7割だが、日本遺体衛生保存協会によると、日本は1%強。

(田辺功 朝日新聞記者 / 2007年)

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

エンバーミング

遺体に防腐や殺菌、修復を施して生前に近い状態にし、長期間の保存を可能にすること。土葬が多い欧米では一般的だが、火葬の日本では実施率は数%とされる。普及につとめる日本遺体衛生保全協会の資格をもつ処置者「エンバーマー」は、全国で約120人。処置ができる葬儀社の施設は全国に33ある。

(2012-04-11 朝日新聞 朝刊 阪神 1地方)

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デジタル大辞泉の解説

エンバーミング(embalming)

遺体に防腐処理を施す技術。長期保存や感染症の防止のほか、葬儀に際して、傷を修復したり生前の面影を復元したりする目的でも行われる

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

葬儀辞典の解説

エンバーミング

北米で一般的に行われている遺体の消毒・防腐や化粧などの技術。遺体は死の直後から腐敗が始まり、全体の60%以上の遺体がなんらかの感染菌を保有しているといわれています。感染を防ぐための必要な処置であるとの認識が高まり、国内でも専門業者がサービスを行っています。

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大辞林 第三版の解説

エンバーミング【embalming】

薬品などを用いて防腐・保存のための処置を施すこと。特に遺体に対していう。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内のエンバーミングの言及

【死】より

…これに対してアメリカ人の場合はどうであろうか。近年,死の問題について注目をひいているものにエンバーミングembalmingとクライオニクスcryonicsのテーマがある。エンバーミングとは死後遺体を美しく装うことであり,事故や戦場で遺体が四散した場合はそれらを集めて縫合し,生けるがごとくそれを整えることである。…

※「エンバーミング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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