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オナジャー onager

翻訳|onager

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世界大百科事典 第2版の解説

オナジャー【onager】

オナガー,ペルシアノロバともいう。ロバに似て,より四肢が長い優美な奇蹄目ウマ科の哺乳類イラン北東部,アフガニスタン北西部およびトルキスタン乾燥地帯に分布。かつては独立種とされたが,近年はアジアノロバE.hemionus(英名Asiatic wild ass)の1亜種とみなす者が多い。肩高1.1m前後,体重200~250kg。ロバとウマの中間の体型で,ロバより四肢が長く,耳介がやや短い。尾の長毛は先半部に限られ,うなじから鬐甲(きこう)部に達するたてがみは短く直立する。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のオナジャーの言及

【ウマ(馬)】より

…ウマの家畜化は新石器時代以降で,日本では縄文前期末のものがもっとも古く,プシバルスキーウマ(モウコウマ)の系統の小型のものとされ,移入されたものであろう。日本固有のものは,旧石器時代のオナジャーonager系統のものが化石として各地から知られているが,家畜化との間には数万年の隔りがある。【亀井 節夫】
〔家畜ウマ〕

【家畜ウマの特徴】
 プシバルスキーウマによく似ていてしばしば同一種とされるが,染色体数が異なるほか,まえがみがあり,尾の長い毛は基部から生じ,胴の腹面は体側と同色などの点で区別できる。…

【ロバ(驢馬)】より

…ただ,当時ロバがどのように利用されていたかは明らかでない。当時この地域では迅速な軍用には,オナジャーonager(ロバとウマの中間的形態をもち,インドより近東にかけて野生状態で生息していた。オナーゲル,オナガー,ペルシアノロバとも呼ぶ)が用いられ,野生獣であるにもかかわらず,捕獲し,調教して用いられており,ロバは乗用馬の普及以前においても,オナジャーに一歩を譲って,庶民の搬用,曳用家畜の位置に甘んじていた。…

【ウマ(馬)】より

…現世のものはウマ科ウマ属しかない。ウマ属には,ウマ亜属(プシバルスキーウマ,家畜のウマおよび絶滅したターパン),アジアノロバ亜属(オナジャー,キャン),グレビーシマウマ亜属(グレビーシマウマ),シマウマ亜属(サバンナシマウマ,ヤマシマウマ,絶滅したクアッガ)と,それらと古く分かれたロバ亜属(アフリカノロバと家畜のロバ)がある。北アメリカ起源であるが,現代では野生種はアジア,アフリカにだけ分布する。…

【ロバ(驢馬)】より

…ただ,当時ロバがどのように利用されていたかは明らかでない。当時この地域では迅速な軍用には,オナジャーonager(ロバとウマの中間的形態をもち,インドより近東にかけて野生状態で生息していた。オナーゲル,オナガー,ペルシアノロバとも呼ぶ)が用いられ,野生獣であるにもかかわらず,捕獲し,調教して用いられており,ロバは乗用馬の普及以前においても,オナジャーに一歩を譲って,庶民の搬用,曳用家畜の位置に甘んじていた。…

※「オナジャー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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