現代外国人名録2016 の解説
オリビア ニュートン・ジョン
Olivia Newton-John
- 職業・肩書
- 歌手,女優
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1948年9月26日
- 出生地
- ケンブリッジ
- 勲章褒章
- OBE勲章
- 受賞
- グラミー賞(カントリー最優秀女性歌手,第16回)〔1973年〕「レット・ミー・ビー・ゼア」,グラミー賞(最優秀レコード・ポップス最優秀女性歌手,第17回)〔1974年〕「I Honestly Love You」,グラミー賞(ミュージック・ビデオ最優秀作品,第25回)〔1982年〕「Olivia Physical」
- 経歴
- 5歳の時、英国からオーストラリアに移住。14歳でテレビのタレント・コンテストで優勝。16歳で英国に戻り、高校在学時にアマチュアバンド“ザ・ソール・フォー”を結成。1966年英国で歌手デビューし、’71年「イフ・ノット・フォー・ユー」で米国デビュー。’73年2枚目のアルバム「レット・ミー・ビー・ゼア」で一躍注目を集め、グラミー賞を獲得。以後「愛の告白」(’74年)、「そよ風の誘惑」(’75年)、「ジョリーン」(’76年)、「カントリー・ロード」(同)、「ザナドゥ」(’80年)、「フィジカル」(’81年)など数多くのヒットナンバーを出す。世界で5000万枚、日本でも500万枚を売り上げた。一方、映画「グリース」(’78年)、「ザナドゥ」(’80年)などに出演し、女優としても活躍。環境問題に関心が深く、’70年代イルカ保護に尽力。’89年国連環境計画(UNEP)の親善大使に就任、環境保護キャンペーンにも乗り出す。’92年乳がんの手術を受け、’94年末カムバック。2000年9月シドニー五輪開会式で同じオーストラリア出身のロック歌手ジョン・ファーナムと共に「Dareto Dream」を歌う。1972年クリフ・リチャードの日本公演にコーラスとして参加。’90年9年ぶりに来日。2003年ベストアルバム「オリビア・ニュートン・ジョン」をリリースし、25年ぶりの日本公演を開催。歌手活動の傍ら、乳がん早期発見の啓発に力を注ぎ、2009年その活動の一環で来日。2010年ファンの人気投票結果を反映した日本盤だけのベストアルバム「オリビア・ニュートン・ジョン40/40〜ベスト・セレクション」をリリース、日本公演も行う。2008年6月米国の実業家ジョン・イースターリングと再婚。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報