オリュンピオドロス(英語表記)Olympiodōros

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「オリュンピオドロス」の解説

オリュンピオドロス
Olympiodōros

前4~3世紀初め頃の古代ギリシアアテネの民主派の指導者。前 305年カサンドロスをエラテアで撃退し,前 294~292年事実上の僭主。前 287年アテネ駐屯のマケドニア軍に反乱を起して,ムセイオン丘を占領し,のちにデモカレスを助けてエレウシスを奪取した。

オリュンピオドロス
Olympiodōros

5世紀頃のギリシア,逍遙学派の哲学者。アレクサンドリアアリストテレスについて講義した。プロクロスの師。

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世界大百科事典 第2版「オリュンピオドロス」の解説

オリュンピオドロス【Olympiodōros】

テーベ(エジプト)出身のギリシア人歴史家。生没年不詳。412年にフン族へ遣わされた使節の一人であったが,詳しい経歴は伝わらない。407‐425年の歴史を全22巻の著作にまとめ,テオドシウス2世に献呈した。現在ではこの著作は散逸し,後世の著作家(フォティオスなど)の要約・引用によって断片的にしか知られない。生涯キリスト教に帰依せず,多くの旅行をし,同時代の出来事のよき観察者・記述者であった。【田村

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