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オーシャン島 オーシャンとうOcean Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オーシャン島
オーシャンとう
Ocean Island

別称バナバ Banaba。中部太平洋,キリバスを構成する島の1つ。南緯0°3′,東経 169°32′に位置。周囲 10km,面積 6km2サンゴ島で,1804年イギリス船『オーシャン』号来航,1900年イギリス領となり,15年ギルバート・エリス諸島植民地に編入。中心集落タピワは同植民地のかつての行政中心地。本来の島民バナバ人は第2次世界大戦中の日本進攻時に疎開し,戦後フィジーへ移住したが,キリバス独立に際し分離独立を主張,79年キリバス領となった。現在の島民の大半はギルバート諸島からの移住者。かつてはリン鉱石におおわれた島で,70年代初めには年間 55万tを採掘したが,79年枯渇した。人口約 2200。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オーシャン島
おーしゃんとう
Ocean Island

太平洋中西部、キリバス領の島。ギルバート諸島から西に約400キロメートル離れた赤道南部に位置する孤立した一島。周囲約10キロメートル、面積5.2平方キロメートル。人口339(1995)。真珠貝の形をした隆起サンゴ礁で、最高点は標高78メートル。別名バナバBanaba島、パーノパPaanopa島ともいう。1804年イギリス船オーシャン号が発見、その船名を島名とした。燐(りん)鉱石に富み、イギリスの鉱山会社の下にギルバート諸島人と中国人労働者が流入した。しかし島の先住民バナバ人のほうは、鉱山の土地買収によって島を追われ、フィジーのビチ・レブ島に移住させられた。その後燐鉱石は枯渇し、鉱山は衰退した。[大島襄二]

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