カダレ

デジタル大辞泉 「カダレ」の意味・読み・例文・類語

カダレ(Ismail Kadare)

[1936~2024]アルバニア小説家。1990年フランスに亡命代表作第二次大戦パルチザンを描いた「死者軍隊将軍」がある。他に「大いなる冬」「夢宮殿」「砕かれた四月」など。

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百科事典マイペディア 「カダレ」の意味・わかりやすい解説

カダレ

アルバニアの作家ソ連に留学後,ジャーナリズムで働くかたわら詩人として認められる。詩集に《青春霊感》(1954年),《世界への微笑》(1980年)など。戦争悲劇戦後アルバニア人の姿を描いた小説《死者の軍隊の将軍》(1963年)は,20ヵ国語以上に訳された。その他の小説に《石の年代記》(1971年),《偉大な冬》(1977年),《夢宮殿》(1981年)など。1990年に一時フランスに亡命。

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