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ガイダール Gaidar, Egor Timurovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガイダール
Gaidar, Egor Timurovich

[生]1956. モスクワ
ロシアの政治家。国立モスクワ大学経済学部卒,経済学博士,ソ連科学アカデミー付属経済研究所勤務,『コムニスト』誌および『プラウダ』紙編集局部長。 1991年ソ連科学アカデミー経済政策研究所長,ロシア共和国政府経済政策問題担当副議長。 91年ロシア共和国 (のちロシア連邦) 副首相兼経済・財務相。 92年4月ロシア連邦政府第一副首相,6月に首相代行,辞任後移行期経済問題研究所長,エリツィン大統領経済政策問題コンサルタント。 93年ロシア連邦第一副首相兼経済相に復帰したが,94年辞任。

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百科事典マイペディアの解説

ガイダール

ソ連邦の児童文学作家。本名ゴーリコフGolikov。代表作《学校》(1930年),《軍の機密》(1933年),《青い茶碗》(1935年),《チュークとゲーク》(1939年),《チムールとその隊員》(1940年)などは愛国心に貫かれており,多くの少年少女に親しまれた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ガイダール【Arkadii Petrovich Gaidar】

1904‐41
ソ連邦の児童文学作家。本名ゴーリコフGolikov。十月革命のとき14歳で赤軍に志願,16歳で指揮官となったが負傷のため退役。1925年から執筆活動に入り,自伝的作品《学校》(1930),《軍の機密》(1933),《青い茶碗》(1935),《チュークとゲーク》(1939),代表作《チムールとその隊員》(1940)等を発表。作品は愛国心に貫かれており,ソ連の少年少女の圧倒的支持を得た。日本でも代表作等が翻訳され親しまれている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガイダール
がいだーる
Аркадий Петрович Гайдар Arkadiy Petrovich Gaydar
(1904―1941)

ロシアの児童文学作家。本名はゴーリコフГоликов。リゴフに生まれ、14歳で赤軍に入りロシア革命に参加。第二次世界大戦勃発(ぼっぱつ)と同時に記者として従軍し、ウクライナで戦死した。自伝的な物語『学校』(1930)をはじめ、『はるかな国々』(1932)、『チュークとゲーク』(1939)、出征兵士のいる家や戦死した人の家族を援助する少年たちの姿を生き生きと描いた『チムールとその部隊』(1940)など、作品は革命的、愛国的な思想で貫かれ、いまも広く愛読されている。[内田莉莎子]
『直野敦訳『チムール少年隊』(岩波少年文庫)』

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世界大百科事典内のガイダールの言及

【児童文学】より

…そのうちでマルシャークは第一人者として,《12の月(森は生きている)》(1943)のような劇やたくさんの童謡を発表している。ソ連の写実的な児童向きの小説は,A.P.ガイダールの《革命軍事会議》(1926)とパンテレーエフA.I.Panteleevの《金時計》(1928)あたりで形づくられた。 スターリン体制下でも,ボロンコワL.F.Voronkova,ムサトフA.I.Musatov,ノソフN.N.Nosovらが子どもの生活を描いたが,1966年のフロロフV.Frolov《愛について》に至って少年の現実生活を描いて間断するところがなくなった。…

※「ガイダール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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