日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ガルニエ(Jean Louis Charles Garnier)がるにえJean Louis Charles Garnier(1825―1898) フランスの建築家。パリ生まれ。1848年ローマ大賞を得てローマに留学、アテネなどを回り54年に帰国。61年パリのオペラ座の改築コンクールに優勝、75年に落成、第二帝政下の華麗な様式を表現し、劇場建築の模範と仰がれた。モンテ・カルロのカジノ(1878)、ボルディゲーラの別荘(1872)などの建築のほか、『パリの新オペラ座』(1878~81)などの著作もある。パリで没。[篠塚二三男] パリ・オペラ座 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例