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ギョボク Crataeva religiosa Forst.

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世界大百科事典 第2版の解説

ギョボク【Crataeva religiosa Forst.】

高さ10mあまりになる落葉,あるいは常緑のフウチョウソウ科の熱帯樹木(イラスト)。葉は互生し,10cm前後の長い葉柄がある。葉身は3出複葉,小葉は卵形から長卵形で全縁,先はとがる。花は枝頂に生じた散房花序につき,大きく,開花時は白色,のち黄色をおび,直径3cmあまり。花弁は4枚,おしべも4本である。実は5~7cmもある液果で,多数の種子がある。南西諸島から広く旧世界熱帯域に分布。果実は異臭があるが食べられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ギョボク
ぎょぼく / 魚木
[学]Crataeva adansonii DC. subsp. formosensis Jacks

フウチョウソウ科の常緑高木。葉は3出複葉、互生し、葉柄は長い。小葉は卵形ないし楕円(だえん)状卵形で先は鋭くとがり、長さ5~15センチメートル、裏面は白色を帯びる。6~7月、枝の頂端に散房花序をつけ、多数の黄白色花を開く。花弁は4枚、楕円状卵形、長さ約2センチメートル。萼(がく)は4裂し卵形で先は鋭くとがり、長さ5ミリメートル。雄しべは約15本。果実は黄色の卵形で肉質の液果、径0.8~1.2センチメートル。長い柄があり下垂する。海近くの林中に生え、九州南部、沖縄、台湾に分布し、基本種はアジア、オーストラリア、アフリカの熱帯に分布する。材は柔らかく、魚の形をつくり擬似餌(ぎじえ)として魚を釣るので魚木の名がある。[古澤潔夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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