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クイーン・エリザベス号 クイーンエリザベスごうQueen Elizabeth

世界大百科事典 第2版の解説

クイーンエリザベスごう【クイーン・エリザベス号 Queen Elizabeth】

イギリスのキュナード汽船会社が建造した世界最大の客船。1936年イギリスのクライドバンク起工,38年進水したが,40年ドイツ空軍による空襲を避けるため急きょニューヨークに回航され,同地で完成。全長314m,幅35.9m,総トン数8万3673トン,主機は蒸気タービンで出力18万1700馬力,速力29ノット,乗客定員約2280名。完成するとすぐに兵員輸送船として使用され,第2次大戦終了後の46年10月に北大西洋航路で客船としての処女航海を行った。

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世界大百科事典内のクイーン・エリザベス号の言及

【客船】より

…したがって,貨客船,連絡船,フェリーボートなどもそのほとんどが法律上は客船である。しかし,一般には客船といえば,クイーン・メアリー号(イギリス),クイーン・エリザベス号(イギリス)に代表される巨大で豪華な高速定期客船を指す場合が多い。このように高速定期客船は,1880年代から1950年代までの約80年にわたって世界中の航路で活躍し,とくにヨーロッパとアメリカを結ぶ大西洋航路では,当時の列強諸国がその国威をかけた優秀船が投入され性能を競った。…

【交通】より

…1909年モレタニア号Mauretania(3万1938総トン)は大西洋を4日半で横断した。12年の処女航海で1513名の犠牲者を出した悲劇のタイタニック号(4万6328総トン),1938年大西洋横断を3日と21時間に短縮したクイーン・メアリー号(8万1235総トン),〈人間の造った最大の機械〉といわれたクイーン・エリザベス号(8万3673総トン)と大型・高速の客船が相次いで建造され,20世紀前半は豪華客船の黄金時代となった。
[現代]
 第2次大戦後,モータリゼーションの波は世界各地に及び,交通機関としての自動車の重要性はさらにました。…

※「クイーン・エリザベス号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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