百科事典マイペディア 「クナッパーツブッシュ」の意味・わかりやすい解説 クナッパーツブッシュ ドイツの指揮者。哲学を学ぶかたわらケルン音楽院で指揮法を学び,早くからR.ワーグナーを信奉。1909年―1912年バイロイト音楽祭で助手を務め,H.リヒターの薫陶を受ける。生地エルバーフェルト,ライプチヒ,デッサウなどの歌劇場で指揮者を務めたのち,1922年B.ワルターの後任としてミュンヘンのバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任。1936年ナチスに追放されてこの地位を失うが1945年に復帰。またウィーン国立歌劇場や,戦後のバイロイト音楽祭で活躍した。ワーグナー,ブルックナーの演奏で名高い。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報