クリスチャニア(その他表記)Christiania

翻訳|Christiania

デジタル大辞泉 「クリスチャニア」の意味・読み・例文・類語

クリスチャニア(Christiania)

ノルウェー首都オスロの1924年までの旧称
デンマークの首都コペンハーゲンの一地区。市街中心部に位置する。かつての軍用地で、軍の退去以降、自治を自称する住民がいる。2004年まで大麻が合法だったことで知られる。全域歩行者天国になっている。

クリスチャニア(〈ドイツ〉Kristiania)

《オスロの旧称、クリスチャニアで始まったところから》スキーをそろえたまま急速度で方向変換または停止する技術

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「クリスチャニア」の意味・読み・例文・類語

クリスチャニア

  1. [ 1 ] ( Christiania ) ノルウェーの首都、オスロの旧名。一六二四年の大火後にデンマーク王クリスチャン四世により再建されたのを記念して改称。一九二五年にオスロに復した。
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Kristiania ) ( [ 一 ]で始めたからという ) スキーで、滑走中に急速度で方向変換または停止をする技術。テレマークとともにノルウェースキー術の代表的なもの。〔アルス新語辞典(1930)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「クリスチャニア」の意味・わかりやすい解説

クリスチャニア

ノルウェーのクリスティアニア(現在のオスロ)で発達したスキーの回転技術。パラレル・クリスチャニアとシュテム・クリスチャニアがある。前者両方のスキーをそろえたまま回転する技術,後者片方のスキーの開き出しと引きつけを利用して回転する技術。
→関連項目テレマーク

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリスチャニア」の意味・わかりやすい解説

クリスチャニア
Kristiania

スキーの代表的な高速回転技術の一種テレマークとともに北ヨーロッパの丘陵地帯で発達し,名称はノルウェーの首都オスロの旧名に由来。スキーを平行にしたまま最大傾斜線を通過して回転する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「クリスチャニア」の解説

クリスチャニア

オスロ

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android