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クリストバライト cristobalite

百科事典マイペディアの解説

クリストバライト

ケイ酸SiO2だけからなる鉱物で,石英,トリディマイトとは多形の関係。α(正方晶系),β(等軸晶系)の2態ある。αは常圧下で198〜240℃でβに変わる。

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世界大百科事典 第2版の解説

クリストバライト【cristobalite】

クリストバル石とも呼ぶ。化学組成SiO2の鉱物で,Siを置換して少量のAl,Naが結晶構造中に入ると考えられている。高温型と低温型がある。室温では正方晶系,多くの場合175~250℃以上で立方晶系。八面体,一般に細粒で1mm以下,塊状。もろい。白色ないし乳白色ガラス光沢。モース硬度6.5。比重2.33。主に安山岩流紋岩粗面岩,黒曜岩などの火山岩中に産出する。以前は非晶質とされていたオパールは非常に細粒なクリストバライトの集合体。

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世界大百科事典内のクリストバライトの言及

【シリカ鉱物】より

…化学組成SiO2で示される無水ケイ酸鉱物の総称で,天然には5種の鉱物として産出する。すなわち,石英,トリディマイトtridymite,クリストバライトコーサイトスティショバイトである。これらの中で,石英が最も普通な鉱物で,トリディマイトとクリストバライトは酸性火山岩中に産する。…

【二酸化ケイ素(二酸化珪素)】より

…また合成により結晶および無定形,ガラス状などの二酸化ケイ素が得られる。結晶状態には石英,リンケイ石,クリストバライトの三つの変態がある。石英(水晶,メノウ,玉髄,フリントなどを含む)は無色または不純物により紫,褐色その他に着色している。…

※「クリストバライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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