SiO2.クリストバル石ともいう.ケイ酸鉱物の一種.低温型α-クリストバライトと高温型β-クリストバライトとがある.SiO2は1723 ℃ 以上で液体であり,β-クリストバライトは1723~1470 ℃ で安定であり,1470 ℃ 以下ではトリジマイトになるが,1470~265 ℃ でも準安定相として存在する.265 ℃ 以下ではα-クリストバライトに転移する.α-クリストバライトは正方晶系,格子定数 a0 = 0.497,c0 = 0.692 nm.硬度6~7.密度2.33 g cm-3.β-クリストバライトは立方晶系,格子定数 a0 = 0.709 nm.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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…化学組成SiO2で示される無水ケイ酸鉱物の総称で,天然には5種の鉱物として産出する。すなわち,石英,トリディマイトtridymite,クリストバライト,コーサイト,スティショバイトである。これらの中で,石英が最も普通な鉱物で,トリディマイトとクリストバライトは酸性火山岩中に産する。…
…また合成により結晶および無定形,ガラス状などの二酸化ケイ素が得られる。結晶状態には石英,リンケイ石,クリストバライトの三つの変態がある。石英(水晶,メノウ,玉髄,フリントなどを含む)は無色または不純物により紫,褐色その他に着色している。…
※「クリストバライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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