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クリミア自治共和国 くりみあじちきょうわこくAutonomous Republic of Crimea

知恵蔵miniの解説

クリミア自治共和国

ウクライナ南部のクリミア半島にある自治共和国。面積約2万6000平方キロメートル。人口は約200万人で、その6割以上をロシア系住民が占める(2014年時点)。首都はシンフェロポリ。海と陸のシルクロードを結ぶ黒海の要衝であることから、何世紀にもわたり係争が繰り返された歴史を持つ。18世紀にオスマン帝国からロシア帝国に併合され、1850年代には英国やフランスなどの4カ国連合とロシアとの間で行われたクリミア戦争の舞台となる。ロシア崩壊後はソビエト連邦に編入され、1954年にウクライナへと移譲された。ソ連崩壊後の91年にウクライナが独立すると、クリミアはウクライナからの分離独立を画策。96年にウクライナ国内の自治共和国となり、この際、クリミアを支持するロシアと、それに反発するウクライナの両国は対立関係に陥った。2013年、ウクライナ国内で親ロシア派と親欧米派の対立が激化し、14年2月に欧米寄りの暫定政権が発足。これを受け、クリミア自治共和国内に重要な海軍の拠点を持つロシアがウクライナへの軍事介入を開始したことから、地域情勢は緊迫化している。

(2014-3-4)

出典|朝日新聞出版知恵蔵miniについて | 情報

百科事典マイペディアの解説

クリミア自治共和国【クリミアじちきょうわこく】

ウクライナに属する自治共和国。ウクライナ南部クリミア半島にある。面積2万6000km2,人口約200万(人口の約58%がロシア人,他はウクライナ人約24%,クリミア・タタール人約12%など)。
→関連項目ウクライナ問題ロシア

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