翻訳|crosshead
ピストンクランク機構において,ピストンと連接棒を連結するピストンピン部をピストン本体から分離するために設けられる部分。ピストン棒の先端と連接棒を連結している。クロスヘッドを設けることにより,ピストンは運動方向に垂直な力を受けることがなくなる,ピストンなど各部を堅固,簡素な構造にできるなどの利点がある。舶用大型2サイクルエンジンなどで用いられる。なお,クロスヘッドは連接棒によりピストンの運動方向に垂直な力を受けるから,これを支えるようにクロスヘッドシューが設けられ,これが運動案内面ともなっている。
執筆者:酒井 宏
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...