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クロロキン網膜症 クロロキンモウマクショウ

デジタル大辞泉の解説

クロロキン‐もうまくしょう〔‐マウマクシヤウ〕【クロロキン網膜症】

chloroquine retinopathyクロロキン製剤の副作用で生ずる目の障害。視野の欠損、視力低下が主な症状で失明に至る例も多い。治療法は確立していない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

クロロキンもうまくしょう【クロロキン網膜症】

薬害の一つ。リン酸クロロキンchloroquini phosphasを長期間,大量に服用したときに起こる視力障害。リン酸クロロキンは,元来マラリアの予防・治療薬であったが,種々の慢性炎症にも有効であることが知られ,とくに腎炎に対して用いられた(現在は製造が中止されている)。眼内ではとくに網膜色素上皮細胞にとり込まれ,色素上皮細胞と視細胞を変性・破壊して,ほぼ不可逆的な視機能障害を起こす。とくに黄斑部に強い変性がみられることが多い。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

クロロキンもうまくしょう【クロロキン網膜症】

クロロキンの副作用の一。目の網膜を障害し視力が低下する。マラリア治療に用いられていたものが関節リウマチや慢性腎炎などに多量に用いられるようになって発生。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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