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グスラ gusla[ブルガリア]

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世界大百科事典 第2版の解説

グスラ【gusla[ブルガリア]】

スラブ族,特にユーゴスラビアセルビアボスニアダルマツィアなどで口承民間叙事詩を歌う際の伴奏に用いられる民族楽器で,1弦または2弦の擦弦楽器セルボクロアチア語ではグスレgusleと呼ぶ。背の丸い胴(材質はマツ,トネリコオリーブの木など)の表面に皮膜をはって響板にし,馬の毛をよって弦を張る。このリュート弦鳴楽器は,9~10世紀ごろ,西アジアからバルカンに渡来したものと考えられている。その弾き手はグスラルと呼ばれ,地方の豪族や自治都市の支配者の保護を受け,スカダル(シュコダル)築城の人柱伝説ステファン・ドゥシャン王やマルコ王子の伝説(マルコ伝説),コソボの戦,義賊(ハイドゥク)のてがらなどを主題とする民間叙事詩をグスラを弾きながら歌った。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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