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グラモン グラモンGrammont, Maurice

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グラモン
Grammont, Maurice

[生]1866. ダンプリシャール
[没]1946. モンペリエ
フランスの言語学者,音声学者。モンペリエ大学教授をつとめた。比較言語学音声学,韻律論を研究。史的音韻論における一般的傾向の発見に努め,特に異化同化音位転換の研究に新見解を発表。主著に『インド=ヨーロッパ諸語およびロマンス諸語における子音の異化』 La dissimilation consonantique dans les langues indo-européennes et dans les langues romanes (1895,博士論文) ,『フランス語の詩法』 Le vers français (1904) ,『音韻論提要』 Traité de phonétique (33) などがある。

グラモン
Gramont, Philibert, Comte de

[生]1621頃
[没]1707
フランスの軍人。グラモン侯アントアーヌ3世の弟。アイルランドの作家 A.ハミルトンの妹と結婚。ルイ 14世宮廷における最も才気ある性格の持主の一人とされた。義弟の『グラモン伯の回想録』 Les Mémoires du Comte de Gramontによって知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グラモン
ぐらもん
Maurice Grammont
(1866―1947)

フランスの言語学者、音声学者。ルスローJ. P. Rousselotによって導入された実験音声学とソシュールの音韻論を継承発展させ、とくに言語音の歴史的変化の主要因としての「同化」や「異化」の現象を明確にし、通時的音声学の確立に貢献した。また、フランス語の発音やフランス詩法についても優れた仕事を残した。主著として『印欧諸語およびロマンス諸語における子音の異化』(1895)、『音声学綱要』(1933)などがある。とくに後者は通時音声学の古典的名著とされる。[松本克己]
『杉山正樹訳『フランス詩法概説』(1974・駿河台出版社)』

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