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コベンツル Cobenzl, Ludwig, Graf von

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コベンツル
Cobenzl, Ludwig, Graf von

[生]1753.11.21. ブリュッセル
[没]1809.2.22. ウィーン
オーストリアの政治家,外交官。 1774年コペンハーゲン駐在大使,77年ベルリン駐在大使を歴任し,79~97年ペテルブルグ駐在大使としてロシアの女帝エカテリーナ2世 (大帝) の愛顧を受けた。ポーランドの分割交渉にあたり,95年にはイギリス,ロシアと対フランス同盟を結び,97年のカンポフォルミオ講和,97~99年のラシュタット会議にオーストリア代表として参加し,オーストリアに多少の領土を得たが,ナポレオン1世に巧妙に懐柔された。 1800年外相となり,01年リュネビル和約を結んだ。さらに第3次対仏大同盟を結んだがアウステルリッツの敗戦後失脚。

コベンツル
Cobenzl, Philipp, Graf von

[生]1741.5.28. ライバハ(リュブリャナ)
[没]1810.8.30. ウィーン
オーストリアの政治家。コベンツル公ルートウィヒの従兄。 26歳で国会議員となり,宰相 W.カウニッツ愛顧を得てテッシェン和約ののち副宰相となった (1779) が,カウニッツと異なり,プロシアとの妥協を望み,オーストリア領ネーデルラントとバイエルン地方の交換をはかった。 1792年フランツ2世により,カウニッツの後任として宰相に任じられ,プロシアとの妥協政策を進めたが,93年プロシアがオーストリアを無視して,ロシアとの間にポーランドの分割を決定したため失脚。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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