コンウェー(英語表記)Conway, Thomas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンウェー」の意味・わかりやすい解説

コンウェー
Conway, Thomas

[生]1735.2.7.
[没]1800頃
アイルランド生れのフランス軍人。 1749年フランス陸軍に入り,77年アメリカに渡って,独立軍の陸軍准将,検閲総監となる。 78年 G.ワシントンの代りに H.ゲーツ将軍を推そうとする陰謀 (コンウェー陰謀事件) が暴露し職を追われた。 79年フランス陸軍に復帰,81~87年インドのフランス軍で活躍し,87年フランス領インド総督となった。

コンウェー
Conway, Moncure Daniel

[生]1832
[没]1907
アメリカの牧師編集者,社会改革者,伝記作家。『トマス・ペイン伝』 Life of Thomas Paine (1892) は特に有名。ほかカーライルエマソン,ホーソーンらの伝記を残した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コンウェー」の意味・わかりやすい解説

コンウェー
こんうぇー
William Martin Conway
(1856―1937)

イギリスの登山家、探検家。ロチェスターに生まれ、ケンブリッジ大学卒業。芸術批評家として活躍。バロン・コンウェー・オブ・アーリントンに叙せられる。アルプスからカラコルムスピッツベルゲンアンデスフエゴ島にまで足跡を伸ばした。イギリス山岳会会長も務めた。登山以外に山岳文学の面でもパイオニアであった。著書『ツェルマット必携』『カラコルムの夜明け』など。

[徳久球雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「コンウェー」の解説

コンウェー

生年月日:1856年4月12日
イギリスの美術史家
1937年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android