こんか

関連語 項目

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「こんか」の意味・わかりやすい解説

コンカ
Conca, Sebastiano

[生]1680頃.ガエタ
[没]1764. ナポリ
イタリア画家。ナポリで F.ソリメーナ師事。鮮かな色彩による壮大な構図の絵を描いた。 1706年兄とローマにおもむき,有力なパトロンを得てセント・クレメント寺院などのフレスコ画制作。 51年ナポリに帰って一層宗教的なフレスコ画を制作した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

岩石学辞典 「こんか」の解説

コンカ

カルデラ形式で,壁がなだらかに傾き,段階断層(step-fault)の部分が明確な長い腰掛状になったもの[Sabatini : 1915, Williams : 1941].この語は最初はイタリアの(Lago di Bolsena)の卵状の陥没に用いられたものである.イタリア語のconcaは大きな開いた容器をいう.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のこんかの言及

【四川[省]】より

… 大雪山脈は氷河の発達した折多山や白鶴山など20余の高峰群からなる。主峰はコンカ(貢嘎)山すなわちミニヤ・コンカで,標高7556m,横断山脈中の最高峰であるとともに四川省内の最高峰でもある。北部の岷山は崑崙山脈の東支脈にあたり,岷江と嘉陵江の発源地で,北は黄土高原に連なり,南は湿地帯のひろがる松潘(しようはん)草地となる。…

※「こんか」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android