コントラクトブリッジ(その他表記)Contract Bridge

デジタル大辞泉 「コントラクトブリッジ」の意味・読み・例文・類語

コントラクト‐ブリッジ(contract bridge)

トランプゲームの一。四人二人ずつ組んで、せりで親と切り札を決め、13回のうち何回勝つかを親が約束してから開始するもの。ブリッジ

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共同通信ニュース用語解説 「コントラクトブリッジ」の解説

コントラクトブリッジ

ペア同士で対戦するトランプ競技。4人掛けのテーブルに、同じチームの2人が向かい合うように座る。配られた13枚のカードから、切り札となる絵柄やペアで勝つ回数を決め、コントラクト(契約)となる。手札から1枚ずつ出し、最も強いカードを出した人が勝ち。13回勝負し、契約した回数を勝つことができれば、そのゲームでの勝ちとなる。カードはエースが最強で2が最弱。国際オリンピック委員会(IOC)は1995年、囲碁チェスとともに「マインド(頭脳)スポーツ」に認定山本五十六や/トウ/小平も愛好した。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コントラクトブリッジ」の意味・わかりやすい解説

コントラクトブリッジ
Contract Bridge

世界で最も人気のあるカードゲーム。単にブリッジともいう。 1926年 H.バンデビルトが考案した。現在では愛好者 6000万人以上を擁しオリンピック形式の大会も開かれている。4人でプレーする。向い合った同士がパートナーとなり協力し合って相手側と対戦する。ジョーカーを除いた 52枚のカードを全部配り,13枚ずつの持札でまず「せり」の形式で切り札としたいマークを決める。次いでペアでプレーに入り,何組取れるかを予約 (コントラクト) する。せりに勝った側の1人が親になり,その左隣の人が最初の打出しをする。打出したカードと同じマークを持っていたら必ず出さなければならない。カードの強さはA,K,Q,…2の順で,切り札が他のカードに優先する。1巡して最高のカードを出した人がその1組を取り,次の打出しをする。こうしてプレーが終ったら最初予約した数に達したか達しないかでスコアをつける。コントラクトブリッジでは,パートナー同士のせりの駆引きとできるだけ多くの組を取る手順がむずかしく,同時にこのゲームをおもしろくしている。

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世界大百科事典(旧版)内のコントラクトブリッジの言及

【ブリッジ】より

…カードゲームの一種。正しくはコントラクト・ブリッジcontract bridgeという。現在,世界中でもっとも競技人口の多いカードゲームと思われる。…

※「コントラクトブリッジ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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