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ゴンド族 ゴンドぞくGond

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴンド族
ゴンドぞく
Gond

インド中部の先住民で,指定部族の一つ。かつてはインド中央部のゴンドワナ (ゴンド族の国) と呼ばれた広大な地域に居住した。形質的にはプロト=オーストラロイドないしはベッドイドに属し,言語的にはドラビダ語族に分類される。多くの集団に分れ,文化的にはかなり地域差がある。焼畑耕作を営み,父系的氏族組織をもち,トーテミズムの信仰がみられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゴンドぞく【ゴンド族 Gond】

インド最大の原住民部族であり,デカン高原の中部から北部にかけての広大な地域に住む。人口は300万とも400万ともいわれている。プロト・オーストラロイドないしベッディード人種型の特徴を示し,使用言語のゴーンディ語Gōṇḍiは南インドのドラビダ語系統に属する。全体的にいえば農耕生活,父系血縁関係を軸とする政治・社会組織,地母神・村落守護神信仰,若者宿組織などの文化要素によって特徴づけられるが,その具体的内容には少なからぬ地域差がみられる。

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世界大百科事典内のゴンド族の言及

【入墨∥刺青】より

…入墨はまた,超自然的力を発揮する。インドのゴンド族は強い力の持主とされる猿神ハヌマンの像を腕に彫って,それにあやかろうとした。ビルマ女性は両眼の間や唇,舌などに施す三角形の入墨が,男性を魅了する不思議な力を持つと信じた。…

※「ゴンド族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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