サウスサンドウィッチ諸島(読み)サウスサンドウィッチしょとう

精選版 日本国語大辞典 の解説

サウスサンドウィッチ‐しょとう ‥ショタウ【サウスサンドウィッチ諸島】

(サウスサンドウィッチはSouth Sandwich) 南大西洋の南西部、南極大陸沖合にある火山性島々。一七七五年にジェームズ=クック発見した。命名は発見当時のイギリス海軍大臣サンドウィッチ卿にちなむ。イギリス領フォークランド諸島に属するが、アルゼンチン領有主張

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改訂新版 世界大百科事典 の解説

サウス・サンドウィッチ[諸島]
South Sandwich Islands

南大西洋,ウェッデル海北方にあるイギリス領の火山性弧状列島。南緯57°45′,西経26°30′付近に位置し,主島モンタギュー島をはじめ計11の小島からなり,総面積312km2アンデス山脈から南極半島に延びるスコシア海嶺で結ばれ,最高峰のベリンダ山(1372m)など不毛の山地が多く無人。1775年J.クックが発見し,フォークランド諸島の付属領域となっているが,アルゼンチンも領有を主張。東側にサウス・サンドウィッチ海溝が走る。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

サウスサンドウィッチ諸島
サウスサンドウィッチしょとう
South Sandwich Islands

南大西洋南部,南極大陸の近くにある火山性の小島群。北西約 750kmにあるサウスジョージア島とともにイギリス領フォークランド諸島の属島となっている。総面積 337km2。 1775年 J.クックが発見。定住者はいない。

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