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ササキリ Conocephalus melas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ササキリ
Conocephalus melas

キリギリス科。体長 12~15mm,翅端まで 20mm内外。体は細く,褐色または緑色であるが,頭部から前胸の両側を経て前翅のそれに続く部分と先端部,前肢の脛節と 跗節,後肢の膝部などは黒色である。頭部は短く,複眼は大きく球形で,触角は糸状で長い。雄はよく鳴く。山地の林間草地に多く,本州以南の日本全土,台湾,東南アジアに広く分布する。 (→キリギリス , 直翅類 )

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百科事典マイペディアの解説

ササキリ

直翅(ちょくし)目キリギリス科の昆虫の1種。体長(翅端まで)20mm内外,緑色ないし褐色で,翅は淡褐色。本州中部以南〜台湾,東南アジアに分布。7〜8月,林間の草地に多く,シリシリ……と鳴く。

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世界大百科事典 第2版の解説

ササキリ【Conocephalus melas】

直翅目キリギリス科の昆虫(イラスト)。小型のキリギリス類であるササキリ類の中の代表種。他のササキリ類は明るい草原にすむが,本種は林縁の日陰になっているササ葉上にすむ。成虫は夏から秋にかけて出現し,雄は日中ジリジリと鳴く。本州以西,中国や東南アジアに広く分布するが,本州では東京以西で,中部の高地にはいない。雑食性で,ウスイロササキリなどはニカメイガの卵などを食べることもある。ササキリ類の中では,太めの体つきで,体長は13mm内外。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ササキリ
ささきり / 笹螽・笹切
[学]Conocephalus melas

昆虫綱直翅(ちょくし)目キリギリス科に属する昆虫。小形のキリギリス類の1種で、林縁の日陰になったササの葉上などで生活している。体長13ミリメートル内外。同様の小形のキリギリス類のなかではやや太めの種で、頭頂はやや突出し、複眼は球形で大きい。後脚(こうきゃく)の腿節(たいせつ)の中央から基部寄りはやや太めである。緑色型と褐色型があり、両型とも触角基部、複眼後方から前胸背側面にかけての部分、前翅の前胸背側面に続く部分と先端部、前脚の脛節(けいせつ)(ふせつ)、後脚の膝部(しつぶ)などは黒色で、その顕著な色彩の対比は他種にないので、区別は容易である。本州から沖縄まで普通にみられ、また東南アジアにかけて広く分布する。成虫は日本では夏から秋にかけてみられ、雄はジリジリと鳴く。なお、幼虫は顔面が赤みを帯び、体は黒色で、この種の幼虫と思えないような色彩をしている。ササキリ類は、日本では、この種のほか、本州以北、沿海州などに分布するウスイロササキリC. chinensis、本州以南、中国などに分布するコバネササキリC. japonicus、本州から東南アジアにかけて広く分布するホシササキリC. maculatusほか数種がみられる。[山崎柄根]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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