ササユリ(読み)ささゆり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ササユリ」の意味・わかりやすい解説

ササユリ
ささゆり / 笹百合
[学] Lilium japonicum Thunb.

ユリ科(APG分類:ユリ科)の球根草。草丈は約1メートル。6月ころ、淡桃色で香りのよい花を3~6個開く。本州の中部地方以西にのみ分布する。

[坂本忠一 2018年12月13日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のササユリの言及

【ユリ(百合)】より

…したがって植栽はやや深植えとし,根もとに敷きわらなどのマルチングを施すのがよい。テッポウユリ,オニユリ,スカシユリ,ヒメユリなどは日当りのよい所,ヤマユリ,ササユリ,オトメユリ,タケシマユリなどは半陰地を好む。繁殖は実生のほか,木子,鱗片,珠芽(むかご)などによる。…

※「ササユリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android