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サブネットマスク

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

サブネットマスク

IPアドレスを、サブネットを識別するネットワークアドレスと、コンピューターを識別するホストアドレスに分割するための数値。たとえば、192.168.1.1というIPアドレスを255.255.255.0というサブネットマスクで分割する場合、それぞれ2進数に変換すると、IPアドレスが11000000.10101000.00000001.00000001となり、サブネットマスクは11111111.11111111.11111111.00000000となる。このIPアドレスとサブネットマスクの論理積を求めると、110000000.10101000.0000001.00000000となるため、192.168.1.0がネットワークアドレスとなるので、IPアドレスの末尾が1がホストアドレスであることがわかる。

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パソコンで困ったときに開く本の解説

サブネットマスク

TCP/IPの設定に出てくる、IPアドレスに含まれる「サブネット」の設定と、その指定方法のことです。
当初、IPアドレスは「インターネット上の大グループ」と「端末番号」の2つの情報を含んでいました。ところが、インターネットを利用する組織が増えると、「大グループ」の割り当てでは数字が足りなくなりました。そこで「端末番号」を分割し、「所属ネットワーク(小グループ)」と「端末番号」に分けることにし、使用する端末台数などによって、組織ごとに設定できるようにしました。この小グループを「サブネット」といい、IPアドレスのどこまでがサブネットで、どこからが端末番号かを示すのが「サブネットマスク」です。
IPv4の場合、32ビットのアドレスのうち何ビットまでがサブネットかを、「/24」や「255・255・255・0」(どちらも「24ビット目までがサブネットのアドレス」)などと表記します。
⇨IPv6、IPアドレス、TCP/IP

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デジタル大辞泉の解説

サブネット‐マスク(subnet mask)

コンピューターのIPアドレスは、所属するサブネットのアドレス(ネットワークアドレス)と、サブネット内でのアドレス(ホストアドレス)で構成される。IPアドレスのうちネットワークアドレスに割り振られた情報を数値化したものをサブネットマスクという。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サブネットマスク
さぶねっとますく
subnet mask

インターネットをはじめとする大きなネットワークは、いくつかの個別のネットワークに分割して管理することが多い。その分割されたネットワークをサブネットワーク、略してサブネットとよぶ。インターネットや企業内LANなどのIPネットワークも、複数のサブネットで管理されている。サブネットマスクとは、ネットワーク上の特定のIPアドレスが、どのサブネットに所属しているのかを示すための数値である。
 サブネットマスクは、かならずIPアドレスと組み合わせて使う。IPアドレスとは、インターネットなどに接続されたパソコンや通信機器に割り当てられた番号で、所属するサブネットを表すネットワーク部分と、そのサブネット内でのパソコンや通信機器を特定するためのホスト部分(ホストアドレス)で構成されている。サブネットマスクは、IPアドレスのなかでどこまでがネットワークに関する記述で、どこからがホストに関するものなのかを明確化する役割を果たしている。IPアドレスがネットワーク上での住所のようなものだとすると、サブネットマスクは、その住所表記のどこまでが自分が所属しているグループ(サブネット)であるかわかるように、区切り位置を明示しているのである。
 サブネットマスクを設定することで、一つのネットワークアドレスを、複数のサブネットに分割することができる。同じサブネット内なら互いに直接通信できるが、サブネットが異なる場合にはルーターを介して情報交換を行うことになる。つまり、異なるサブネットから隠す(マスクする)ことから、サブネットマスクとよばれる。
 IPv4のサブネットマスクは、8ビットごとに区切られた32ビットの二進数の数値であるが、一般的には「255.255.255.0」のように十進数で記述する。たとえば、「192.168.4.15」というIPアドレスに対して「255.255.255.0」というサブネットマスクを指定すると、「192.168.4」までがサブネットを表し、残る「15」がホストのアドレスであるということになる。
 IPアドレスの「192.168.4.15」を二進数で記述すると「11000000.10101000.00000100.00001111」になる。このIPアドレスに対してサブネットマスクの「255.255.255.0」を指定した場合、二進数では「11111111.11111111.11111111.00000000」になる。「1」の列挙部分がネットワークで、「0」の列挙部分がホストであることを示している。そのため、サブネットマスクでは、「1」が並ぶ部分と「0」が並ぶ部分の二つのブロックだけで構成され、「00100010」のような並びはない。
 また、サブネットから外部のネットワークにアクセスするときの、代表となる出入口をデフォルトゲートウェイといい、一般的にはルーターを指定する。[編集部]

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