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サンヘンプ サンヘンプ sunn hemp

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デジタル大辞泉の解説

サン‐ヘンプ(sunn hemp)

マメ科の低木状一年草。インド原産。高さ1~3メートル。茎から繊維をとり、麻の代用とする。また、その繊維。

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世界大百科事典 第2版の解説

サンヘンプ【sunn hemp】

茎から繊維を採るために熱帯で栽培されるマメ科の一年草。茎は高さ1~3mの低木状になる。葉は長さ4~12cm,幅0.5~2cmの細長い楕円形で,褐色の短毛が密生し,葉柄は短く,茎に互生する。茎の先端30cmほどの部分に黄色の蝶形花を10~20個つける。果実は長楕円形で,中に数個~十数個の湾曲した種子がはいっている。原産地はインドといわれるが,野生種は知られていない。現在は熱帯~亜熱帯にかけ広く栽培されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サンヘンプ
さんへんぷ
sunnhemp
[学]Crotalaria juncea L.

マメ科の一年草。インド原産で、茎から靭皮(じんぴ)繊維をとるため、熱帯から亜熱帯で栽培される。茎は高さ1~3メートルで低木状になる。葉は互生し、細長い楕円(だえん)形で長さ4~12センチメートル、幅0.5~2センチメートル、葉柄は短い。茎葉には褐色の毛が密生する。茎頂に30センチメートルほどの穂状花序をつけ、黄色の蝶形花(ちょうけいか)を10~20個つける。果実は長楕円形の豆果で、中に曲がった形の種子が10個ほどある。
 栽培は古く、多くの品種がある。花が開き始めたころ茎を収穫し、束ねて乾燥させる。その後1週間ほど水に浸し、繊維をはぎ取り、水洗して乾燥させる。繊維には光沢があり、強く、とくに光や風雨にさらされてもじょうぶで、アサの代用としてロープや糸、袋、漁網などをつくり、また紙巻きたばこ用などの製紙原料にもなる。緑肥としても栽培される。[星川清親]

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