精選版 日本国語大辞典 「サンヘンプ」の意味・読み・例文・類語
サン‐ヘンプ
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マメ科(APG分類:マメ科)の一年草。インド原産で、茎から靭皮(じんぴ)繊維をとるため、熱帯から亜熱帯で栽培される。茎は高さ1~3メートルで低木状になる。葉は互生し、細長い楕円(だえん)形で長さ4~12センチメートル、幅0.5~2センチメートル、葉柄は短い。茎葉には褐色の毛が密生する。茎頂に30センチメートルほどの穂状花序をつけ、黄色の蝶形花(ちょうけいか)を10~20個つける。果実は長楕円形の豆果で、中に曲がった形の種子が10個ほどある。
栽培は古く、多くの品種がある。花が開き始めたころ茎を収穫し、束ねて乾燥させる。その後1週間ほど水に浸し、繊維をはぎ取り、水洗して乾燥させる。繊維には光沢があり、強く、とくに光や風雨にさらされてもじょうぶで、アサの代用としてロープや糸、袋、漁網などをつくり、また紙巻きたばこ用などの製紙原料にもなる。緑肥としても栽培される。
[星川清親 2019年10月18日]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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