サン・セバスティアン(英語表記)San Sebastián

世界大百科事典 第2版の解説

サン・セバスティアン【San Sebastián】

スペイン北部バスク地方,ギプスコア県の県都。人口17万5576(1982)。フランス国境に近く,避暑地として有名。フランコ時代まで国王元首が夏の離宮(ミラマール王宮,アイェテ宮)に滞在し,外交団もこれに従って移転した。ウルメア河口,ビスケー湾に臨み,左はイゲルド山,右はウルグル山に囲まれた貝形の湾内には,ラ・コンチャ()海岸,オンダレータ海岸,湾の中央にサンタ・クララ島があり,海水浴でにぎわう。

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世界大百科事典内のサン・セバスティアンの言及

【バスク】より

…15世紀カスティリャ王の特権を盾にブルゴスがカンタブリア貿易の独占をもくろむと,ビルバオはこれと協定を結び競合することで勢力を伸張し,1511年にはコンスラード(海事領事所)の設立を認可された。セビリャの通商院を介してアメリカ貿易に参加したビルバオに加えて,1529年カルロス1世によってカスティリャの貿易独占が一時期解除されると,サン・セバスティアンやバイヨンヌなどのビスケー湾岸の諸都市もアメリカ貿易の認可を得た。 16世紀後半から17世紀にかけてスペインは全般的に衰退し,バスク地方でも農業は不振であった。…

※「サン・セバスティアン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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