サービス価格指数(読み)サービスかかくしすう(英語表記)service price index

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

企業向けのサービス取引を対象とした新しい価格指数のことで,日本銀行が 1991年から発表している。経済のサービス化が進展し,サービス取引の占めるウエートが高まってきている中で,現行卸売物価指数が企業間の商品取引のみを対象としているため,カバーしきれない範囲が拡大している。そこで経済の実態をより正確に反映し,企業向けサービス価格が現行の卸売物価指数や消費者物価指数にいかに波及するかの把握を目的としている。調査対象は,金融・保険,不動産運輸,通信,情報サービス,広告,諸サービスの7分野 2400価格を4半期ごとに発表する。卸売物価指数に対応させて第2卸売物価指数ともいわれている。

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百科事典マイペディアの解説

経済のソフト化,サービス化に伴い,それまで不十分であったサービス関係の市場価格統計指標として日本銀行が開発し,1991年から発表している企業向けサービス価格指数。金融・保険,運輸,不動産,情報サービス,通信,広告,リース・レンタル諸サービスの8分野のうち89項目について1990年を100として毎月発表される。この指数の発表で各分野のサービス価格を定点観測することが可能になり,物価統計が充実した。

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