ザール[川](英語表記)Saar

翻訳|Saar

世界大百科事典 第2版の解説

ザール[川]【Saar】

ドイツとフランスの国境地帯を流れるモーゼル川の右岸支流。フランス北東部のボージュ山地北東部に源を発し,ロレーヌ地方東部を北流してドイツ領内にはいる。ここから国境に並行して北西流し,トリール上流のコンツでモーゼル川に合流する。全長346km。流域は豊富な石炭産地で,18世紀中ごろのザール地方の工業化の際には,石炭,物資の輸送路として重要な役割を果たした。上流部はマルヌ・ライン運河,ザール石炭運河によってフランスの鉄鉱産地などと結ばれている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

マウンティング

多くの哺乳類の雄が交尾のときにとる、ほかのものに馬乗りになる行動。サルでは個体間の優位性を誇示するためにも行う。背乗り。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android