シカゴ草案(読み)シカゴそうあん(その他表記)Preliminary Draft of a World Constitution

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シカゴ草案」の意味・わかりやすい解説

シカゴ草案
シカゴそうあん
Preliminary Draft of a World Constitution

1948年3月に世界憲法審議委員会 (委員長はシカゴ大学学長 R.ハッチンズ) が発表した世界憲法予備草案。第2次世界大戦後,戦争絶滅を期して,世界政府あるいは世界連邦樹立しようとする運動が展開され,そのなかで世界連邦の憲法を作ろうとした同委員会が完成した草案で,広範な権限をもつ世界政府の樹立をその基盤としている。世界的にある程度反響を呼んだが,その理想主義のため,実践運動のうえでは大きい影響力を発揮しなかった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む